※2016/12/30更新
どうも(・ω・っ)З
脱線あざらしです。
映画「君の名は。」を見ても〜世界観に心奪われました。好きだったシーンなどをつらつらと。
新海誠監督を筆頭に
- 作画監督は「千と千尋の神隠し」や「思い出のマーニー」なども手がけた安藤雅司氏
- キャラクターデザインは「あの花」「心が叫びたがっているんだ」などを手がけた田中将賀氏
という豪華製作陣で手がけられた「君の名は。」ですが、自分はストーリーなどもそうですがなにより「絵を見たい」という気持ちで見てきました。
▼全体の感想はこちら(ネタバレしています)
【ネタバレ感想】映画「君の名は。」衝撃的な展開と圧倒的キレイな世界観に魅了された
以下、視聴して特に心奪われた作画シーンなど!
扉のレール
電車、三葉の家の扉(和風)など何度も場面を変えて出てきたあのアングルが印象的。
そもそも予告初見の時にもこの扉のレールが美しすぎて「これ見にいかなアカン」と掻き立てられましたね。
まな板の水々しいトマトとまな板の跡
過去の新海作品にも出てきた「野菜を切るフレッシュシーン」
トマトをおばあちゃんが切って料理しているシーンですね。
トマトのみずみずしさが美味しそうであまりトマトを好んで食べる人間ではないのですが、思わず食べたくなりました(笑)
トマトに限らず水や卵コロッケサンドウィッチ、パンケーキなど出てきた食材はどれも美味しそう。じゅるり。
見た人の食欲をそそる作画の美しさが本当素晴らしいです。
そして自分がいちばん好きなのはまな板に使い込んだ刻み跡がちゃんとあって古びたあの田舎感がストライクでした(笑)
あのまな板だけでああ~~田舎いいな~~~って思いましたね。
前世の記憶からのへその緒
瀧くんが口噛み酒を飲んで足を滑らせ転倒、三葉の生まれる前まで記憶が遡るあのシーン。
圧倒的ですね。宇宙を感じました。
細胞から始まり、命が宿り、おんぎゃー!とこの世に命を宿し、母との別れ四葉はまだ幼くわからない感じで「お母さんはいつ帰ってくるの?」と…ウッ
そして年頃の時に父が政治の道を歩み家を出る、そんな環境を生きてきた三葉の人生を垣間見れた瀧くん。
あのシーンはヘソの緒をちょっきんする所が好きです。生ナマしくて。
その時、ああ、自分も今当たり前のように生きてるけどこうして生まれてきたんだ…って思って、もう、
お母ちゃん
産んでくれてありがとう!!!!!!
とあのシーンで涙が流星のようにホロリと流れました…
隕石の空
この映画のメインビジュアルとも言える隕石が落下している空の様子も好きです。
綺麗すぎる。
奥寺先輩の寝起きと薬指の人妻感
瀧くんと司、奥寺先輩の3人で糸守町へ向かい一晩3人同じ部屋で宿泊してたシーン。
奥寺先輩が早朝に目を覚まし滝くんの「先に帰っててください」のメモ書きを見るシーンですね。
奥寺先輩の寝起きがベストオブセクシー。
チラ見えしてる先輩…むんむん…
あとはもう終盤のとこで瀧くんが就活に励んでいる最中に奥寺先輩と東京で再会してちょっと話しているシーン。
「君もいつかいい人見つけるんだよー」といった感じの言葉をかけ歩道橋で別れるのですが、その時の奥寺先輩が振った左手の薬指にはゴールドの指輪がキラリしているあのシーンが好きです。
ああ、人妻になったんだな、という思いとその左手と薬指と指輪が綺麗だったのが印象的でした。
いやー、奥寺先輩ラブ。
デッサン・えんぴつの線
建築やデッサンに興味を抱いている瀧くん。
その画力は高いですね。入れ替わって見ていたうろ覚えな糸守町を再現するぐらい。
就活でも建築企業で面接を受けていましたね。
その瀧くんがデッサンしている時の鉛筆シーンにも心を奪われました。
ほんまに描いてる感じの色の重なり方とか鉛筆シャッ!シャーって感じとか…
新宿
空気が汚そうな都会をクリーンで美しく描かれたあの新宿どーんのシーンも素敵でした。
地方民は三葉のように「うわー」と心を奪われてしまうので気持ちがわかります(笑)
リアリティなんで本当に新宿にいる気分になりました。
糸を紡いでる時の縁側の水辺というか水全体
宮水家でおばあちゃんと三葉、四葉が糸を紡いでいるシーンの縁側の水辺がすごく綺麗で好きです。というか全体的にやはり水シーンは美しいですね。
おばあちゃんの手をとって三葉が河原を渡るシーンなども印象的。
隕石墜落シーン
夏祭り、てっしーとさやちんと髪を切って浴衣でキメてきた三葉の3人が「見てー!隕石綺麗だよー」と草原の方に足を運んでいくあのシーン。
隕石が降ってくるのはキレイです。
が、一変。
遠くで見ていたキレイな隕石が落下してきて恐ろしい石の塊がガンガン次々に降ってきて、村がそのまま三葉も潰れてしまったと思われるあのシーン。
全体的に空に映える隕石はすごくキレイなのですが、落ちてきた時のあの恐怖へと一変した時のシーンが衝撃的でゾクゾクしました。好きです。
と、見れば見る程もっと出てくると思うのですがざっくり初見で心奪われた作画シーンでした!